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ロシアワールドカップの会場となるスタジアム一覧と特徴

■サッカーワールドカップ開催はオリンピック型ではない
4年に1度開催されるサッカーワールドカップ。開催が4年に1度という意味ではオリンピックと同じです。因みに同じ4年に1度ですので、オリンピックとワールドカップはちょうど交互に開催されます。

ですが、オリンピックが「都市」で行われるのに対してサッカーワールドカップは「国」で行うという違いがあります。

「東京オリンピック」と言いますが「日本オリンピック」とは言いませんよね?

逆にサッカーワールドカップは「ブラジルワールドカップ」と呼んでも「リオワールドカップ」とは呼びません。

ワールドカップはその実施する国のあらゆる各地に会場を設定して行います。2002年の日韓ワールドカップでも会場は横浜、札幌、神戸、大阪他多くの都市のスタジアムを使用しました。

今年行われるロシアワールドカップも同じです。ではどんな都市のどんなスタジアムでロシアワールドカップは行われるのでしょう?少し調べてみました。

■11都市で12会場
おそらく1ヶ国開催ではアメリカ大会に次ぐ広大な国で行われるロシアワールドカップ。その試合は11の都市、12の会場で行われますが、当然ロシア全土にそれは広がっています。

また広大な国特有の現象である、同国内での時差や気温の違いもかなり大きくなっています。ワールドカップの特徴としてグループリーグでは同じスタジアムで続けて試合行いません。グループリーグ3試合は全て違うスタジアムを使用するので、各国はかなりの移動を強いられますし、その環境の違いに対する対応力も問われていきます。

「日本はどこにキャンプ地を張って、どこに試合をしにいって、どこへ移動するのだろう?」という情報をしっかりと掴んでおくのも、ロシアワールドカップを楽しむ一つの要素なのかもしれません。

では、その11の都市、12の会場の気温、時差、特徴などを一気にご紹介しましょう(気温はワールドカップが開催される6・7月の現地予想気温です)。

■モスクワ周辺
モスクワ周辺(周辺と言ってもかなり広範囲に散らばっていますが)には次の4つの会場が用意されています。
〇モスクワ  :ルジニキ・スタジアム
:オトクリティ・アリーナ
〇サランスク :モヅドヴィア・アリーナ
〇ニジニ・ノヴゴロド :ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム
モスクワ周辺の開催時の予想気温は17~19度。降水量は少なく晴天が多いようです。日本よりも少し涼しい感じでしょうか。日本との時差は6時間。モスクワ周辺の試合開始時間が18時であるなら、日本での試合開始時間は午前0時ということになります。

日本代表の初戦、コロンビア戦はサランスクで行われます。試合開始時間は15時。私たち日本のサポーターは日本時間の21時キックオフで応援するにはうってつけの時間ですが、現地では強い陽射しが差し込んでいるかもしれませんね。
■東ロシア方面
ロシアは非常に広大なので、最東になるとウラジオストックなどアジアよりになってしまいますが、今回の会場はさすがにそこまで東には設定されていません(おそらく選手の移動距離を考慮したのでしょう)。東ロシア方面の会場は次の3都市です。

〇エカテリンブルグ :セントラル・スタジアム
〇カザン :ルビン・スタジアム
〇サマーラ :サマーラ・アリーナ
東ロシア方面でも予想気温は17~19度ですが、夏は非常に短く、またどちらかというと山脈が多い地域なので、風向きが変わりやすくそのため非常に一日の中で天気が変わりやすいようです。

南国の特徴である「スコール」などの突然の雨で試合の内容が左右される可能性もあるかもしれません。尚、日本との時差はモスクワと同じ6時間ですが、最も東側にあるサマーラだけが5時間の時差となります。

エカテリンブルグが日本代表の第2戦、セネガル戦の会場です。

■南ロシア方面
ロシアの南側は、アゼルバイジャンやトルコに隣接する地域で、首都モスクワよりも、これらの国の方がよほど近い地域です。ソチはオリンピックを開催した都市として記憶に新しいですね。
〇ヴォルゴグラード :ヴォルゴグラード・アリーナ
〇ロストス・ナ・ドフ :ロストス・アリーナ
〇ソチ :ソチ・オリンピックスタジアム
カスピ海や黒海に近い南ロシア方面はほとんどトルコの気候に近くなり、大会開催の6・7月の気温は20度を超え、夏の暑さも厳しくなります。緯度が変わるだけで経度はモスクワ周辺と同じですから、日本との時差はやはり6時間あります。

日本の第3戦のポーランド戦はヴォルゴグラードで17時キックオフ(日本時間23時)予定です。

■北ロシア
ロシアワールドカップで最も北に位置する会場がサンクトペテルブルクです。会場はチャンピオンズリーグでも馴染の深いゼニトの本拠地です。最も北の都市ですので、良そう気温も最も低く15~17度で時差は6時間です。
〇サンクトペテルブルク :新ゼニト・スタジアム

■西ロシア
ロシアの西側国境がいったん、ウクライナ、ベラルーシ、ラトビア、エストニアで区切られたその西野先に、ポーランドとリトアニアに囲まれた形でカリーニングラードという都市だけがロシア領域となっており、今大会の最西端の会場がこの都市で準備されています。時差は日本から最も遠い会場となるので7時間です。
〇カリーニングラード :カリーニングラード・スタジアム

■まとめ
ワールドカップは優勝しようと思えば最大で7試合を戦います。つまり7つの会場間を移動することになります(時々巡りあわせなどでグループリーグを戦った場所で決勝トーナメントを戦う国もありますが)。今回のロシアのような広大な国のワールドカップは、時差や気温差、そしてグランド(ピッチ)状態などかなりの差があると思います。

対戦する相手も、対戦する場所も、対戦するときの気候も、同じ条件ではまず戦えません。そこがワールドカップの面白さの一つでもあります。

あなたも贔屓の国(もちろん日本が一番ですが)が、どの会場で、どのように移動することになるのか?一度世界地図を拡げて確認するのも面白いかもしれませんよ。