女優・芦田愛菜が朝ドラ「まんぷく」の語り担当に、弱冠14歳で選ばれました。
全編通してのナレーションでは最年少とのこと。
子役として演技に定評のある彼女ですが…。
出演者ではない彼女が「語り」をするのは微妙な気がしませんか?
それに芦田愛菜のナレーション技術はあまり評判になってはいません。
今回は
・芦田愛菜のナレーションの実力は?
・24時間テレビで高評価の真相
・朝ドラのナレーションはウザイ?
・朝ドラの過去の歴代ナレーションと評判
について調べてみました。

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芦田愛菜のナレーションの実力は?
最近は単発の活動、声優も
ドラマ「マルモのおきて」や映画「うさぎドロップ」で子役としては大成功、なんとすでにハリウッドデビューもしている芦田愛菜ですが…。
最近はあまり出演作が多くありませんよね。
2017年に慶應義塾中等部に受験合格・入学し、学業に専念しているとのこと。
またそうして芸能活動から間遠になっているうちに、もっとギャラの安い子役が台頭してきたから、ということもあります。
しかし彼女の活動を調べてみると…。
実はCMや声優、MCなど、単発の仕事に力を入れていることが見えてきました。
最近では「Y!mobile」のCMが有名ですね。
映画「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」でラルゴというお嬢様役を演じ、同じくCMに引っ張りダコの濱田岳らと共演しましたし、宣伝でのメディア露出も多かったですね。
即位妙当な回答は、まだ苦手そうですが…逆に言うと台本があれば大丈夫。
昨年までの「ミニオンズ」シリーズにも参加していましたし、声の仕事の経験はバッチリということです。
MC・芦田愛菜の評価は?
活動の幅が広がっているので注目を浴びにくいのですが、実は芦田愛菜はMCとしてTV出演もしています。
2018年に入ってからは、1月2日に関西テレビ・フジテレビ系特番「世界のスーパーすっごい人にお願い!ちょっとだけでも何とかなりませんか?」で東野幸治とMCを務めました。

そのMCぶりについては東野幸治が「ほんと、しっかりしてる」と太鼓判を押しました。
また、6月20日にはMBSの「芦田愛菜&華丸大吉の振り幅大賞」でやはりMCをしています。
中学2年生で冠番組の司会とは、恐れ入りますね。
一番最近では、8月26日に日本テレビ系24時間テレビにも出演しています。
ナレーションを担当する下地はバッチリということですね。

24時間テレビでの評価は?
8月26日に日本テレビ系24時間テレビ「愛は地球を救う」で、芦田愛菜は部分的にナレーションをつとめました。
鈴木理央・寺田心と一緒に「芦田愛菜たちが生き方を学びたい!スーパーおじいちゃん&おばあちゃん」と題したコーナーを担当、100歳の現役美容師や、90歳ながらInstagramで大人気の西本聖子さんなどを訪問し、紹介する内容です。

芦田愛菜のナレーション技術について絶賛したのは徳光和夫です。
徳光は出演したおじちゃん・おばちゃんに敬意を表したあと「驚いたのは芦田愛菜ちゃんのナレーションのうまさ。驚きましたね」と、プロのアナウンサーから見ても舌を巻く腕前だったと評価しました。
この発言と共に8月27日に「朝ドラナレーション」発表がネットニュースにのりました。
タイミングお見事!ですね。

朝ドラのナレーションはウザイ?
そもそもナレーションは朝ドラに必要なのでしょうか?
シリーズドラマは、主人公たちが傍白してくれれば、あえて説明が入るのはウザイという考え方もあります。
しかし、朝ドラや大河ドラマのような連続ドラマでは、むしろ「ナレーターは陰の主役」扱いです。
話のテンポがはやく、場合によっては時間が年単位で飛んだりするので、ナレーションは必須なんですね。
現在の朝ドラ「半分、青い。」は、主人公すずめの亡き祖母役の風吹ジュンが、死後も天から見守る立場で「語り」を担当しています。
やわらかい話し方と、登場人物に親近感がある設定からくるユーモアで、時間軸が9年とんでも岐阜から東京に移動しても、びくともしない空気感を演出しています。
語りが親身にすずめを応援しているので、視聴者もどんなにヒロインが不思議ちゃんでも、エールを送る気持ちになるんです。
「半分、青い。」ではナレーターは高視聴率の影の立役者ですね。

朝ドラの過去の歴代ナレーションは?
年 | 題 | ナレーター |
2017年後半 | わろてんか | 小野文惠 |
2017年前半 | ひよっこ | 増田明美(兼・主人公の体育教師) |
2016年後半 | べっぴんさん | 菅野美穂(兼・主人公の母役) |
2016年前半 | とと姉ちゃん | 檀ふみ |
2015年後半 | あさが来た | 杉浦圭子 |
2015年後半 | まれ | 戸田恵子 |
2014年前半 | マッサン | 松岡洋子 |
2014年後半 | 花子とアン | 美輪明宏 |
2013年後半 | ごちそうさん | 吉行和子(兼・主人公の祖母役) |
朝ドラのナレーターの多くは、NHKにゆかりのあるキャスターやMC経験者ですね。
「わろてんか」の小野文恵は安定のアナウンサー技術を発揮、「ひよっこ」の増田明美はコミカルな語り口で話題になりました。
逆に比較的不評だったのは「花子とアン」の美輪明宏、「まれ」の戸田恵子です。
美輪明宏はストーリーを食ってしまうような悪目立ち、戸田恵子は長年アンパンマンのナレーションを担当していて、イメージが付きすぎての評価低迷でした。
こう見てくると、出演者ではない芦田愛菜の起用が、結構画期的なことが分かります。
果たして朝ドラ「まんぷく」の人気に貢献できるのか、楽しみです。

まとめ
まとめると…
・芦田愛菜はナレーションの実力あり!
・朝ドラのナレーションは意外に大事!
・芦田愛菜が視聴率を左右するかも!
芦田愛菜は、
「朝ドラに出演すると言うのは、私自身、女優としてお芝居を続けていく上での目標の1つであるので、今回、語りという形で参加させていただけて、とても光栄に思っています」
「ナレーションでシーンを壊してしまわないように、いい意味で存在感を消し、福ちゃん達を少し離れたところから見守るような存在でいられるに心がけたいと思います」
…と抱負を語っています。
芦田愛菜の子役から女優への過渡期にきた、大抜擢。
朝ドラ「まんぷく」のナレーションにも注目です!
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