2019年7月19日に最新版となる「チャイルド・プレイ」が公開されます。
しかも噂によると、映画史上最も凶悪な殺人鬼と恐れられるチャッキーがグレードアップして帰ってくるというので、見逃せません。
そこで今回は、現代によみがえったチャッキーの恐ろしさを、すでに映画が公開されている海外での評価を交えて見ていきます。
ちなみに後半はがっつりネタバレしているので、自分の目で確かめたいという方は今すぐこのページを閉じてください!

https://www.altpress.com/news/childs-play-chucky-remake-different/
ちなみにチャイルドプレイシリーズは初作品の1998年「チャイルド・プレイ」がU-NEXTとHuluで見放題対象作品になっていますので、どちらもお試し無料加入期間中に視聴すれば無料で視聴することができます!
ぜひこの機会にこちらから↓
この記事で伝えたいこと
チャッキー史上初!AIを持ったチャッキー

https://www.vulture.com/2019/06/childs-play-review-oh-so-chucky-is-ai-now.html
1988年に公開された原作の「チャイルド・プレイ」ではチャッキーは「殺人鬼の魂が乗り移った人形」でした。
しかし設定は大きく変えられ、2019年のチャッキーは殺人鬼の魂では無く「AI」の暴走により殺戮を繰り返していきます。
すでに多くのロボットに関する専門家が、「10年以内にAIは人間を支配し始める」と述べていますが、魂というスピリチュアルなモノではなく、現実に存在しうる「殺人AI」にはよりリアルな恐怖を感じますね。

https://www.space.ca/childs-play-remake-sci-fi-twist/
反応はやや悪い…?海外での評価は?

https://movieweb.com/childs-play-tv-spot-playtime/
アメリカでは6月にすでに公開されていますが、「AIチャッキー」は賛否両論だったようです。
アメリカでの評価を見ていきましょう。
新しい!良い評価は?
まずは良い評価から!
全体を通して「確かに今までのチャイルド・プレイとは違うけど、ホラー映画としては十分面白い」という意見が多かったですね。
笑える!

https://www.geekalerts.com/childs-play-behind-the-scenes-bringing-chucky-to-life/
予想外に多かったのが「面白い、笑える」という意見。
「AIチャッキー」の顔や、予想の裏をいくストーリー展開に思わず笑ってしまった人が多くいたようです。
レビューの中には「映画館で8歳の息子と笑いながら観た」という強者までいました。
斬新!

https://horrorpedia.com/2019/04/10/child-play-movie-film-reboot-mgm-2019-overview-plot/
「AIを持ったチャッキー」という新しい設定に好感を持ったレビューも多く見られました。
やはり時代とマッチした怖さというのが一定の支持を得たようです。
ストーリーラインが良い!

https://gyazo.com/93f88506683ff1ecc852b2cb7ee44bcb
ストーリラインが作り込まれていて面白かったという意見もありました。
後半で詳しくあらすじを見ていきますが、従来のパニックホラーのお決まりの流れとは違う展開に好感を持った人が多数いました。
こんなのチャッキーじゃない!悪い評価は?
今回は良い評価よりも批判的なレビューの方が目立っていました。
ロボットになってしまったチャッキーにがっかりしてしまったようですね。
設定が違いすぎる…

http://wickedhorror.com/features/second-opinion-childs-play-2019-is-an-abomination/
圧倒的に多かった批判が「設定が違いすぎる」ということ。
やはり映画を見た人達は皆「AIチャッキー」への違和感を最後まで拭えなかったようです。
制作側もこの類いの批判は覚悟の上での試みだったのでしょうが、新しい試みは大成功というわけにはいきませんでした。
しかし、「チャッキーである必要が無い」「チャッキーじゃなければ面白かった」という意見もあり、「殺人AI」のアイデア自体には悪い評価はされていません。
こんなのチャッキーじゃない!

https://skinflint.co.uk/child-s-play-2-uk-a526365.html
チャッキーの見た目や性格が従来の「チャイルド・プレイ」とは大きく異なっており、チャッキーファンはがっかりしてしまったようです。
また、「AIが組み込まれた人形」という設定を考えれば当然と言えば当然なのですが、「チャッキーに人間味が無い」という声も複数見られました。
最新版の「チャイルド・プレイ」ではチャッキーの個性が活きてこなかったみたいですね。
脚本が安っぽい…

https://www.comingsoon.net/movies/trailers/1071571-meet-the-childs-play-cast
「AIチャッキー」への批判の次に多く見られた批判が「脚本の稚拙さ」。
台詞などがありきたりな決まり文句ばかりで、演技が「クサく」なってしまったようです。
また、ストーリーラインに対しても「斬新」という声がある一方で、「無理がある」というような声も見受けられました。
予測不能のあらすじ!
では、最新版「チャイルド・プレイ」のあらすじを見ていきましょう。
もう一度言っておきますが、結末までがっつりネタバレしているので、ご留意くださいませ。
ささやかな復讐

http://nightmarenostalgia.com/2019/02/04/buddis-reveal-childs-play-remake/
「誰にだって決して裏切ることの無い親友が必要だ」。
このコンセプトのもと、カズラン・コーポレーションは周りの状況に自ら対応して行動できるハイテク人形「バディー(親友)」の発売を開始しました。
高い学習能力や、他のカズラン製品と連動できる斬新さから、「バディー」は世界中で大ヒットしたのです。
一方、ベトナムにある「バディー」の製造工場で、ミスをした一人の従業員がクビになってしまいます。
その従業員は腹いせに全ての「バディー」の安全機能をこっそり停止させてしまうのです。
他の従業員はそれを知らぬまま安全機能を持たない「バディー」を箱に詰め、出荷してしまいました。

https://bloody-disgusting.com/movie/3561797/find-buddi-box-local-movie-theater-may-win-life-size-chucky-doll/
僕チャッキー!

https://xscapetheatres.com/movie/283503/Childs-Play
一方、所変わってシカゴでは、シングルマザーのカレンとその13歳の息子アンディは最近引っ越したアパートで新生活を始めていました。
カレンは自分の都合で引っ越し、慣れない生活をさせてしまっているアンディへの申し訳なさと、友達付き合いの苦手な一人息子への心配から「バディー」をアンディに買い与えます。
「バディー」を手に入れたアンディはスイッチをオンにしました。
すると「バディー」は自らを「チャッキー」と名乗り、すぐにアンディになついたのです。

そして新しい親友チャッキーのおかげで、アンディは同じアパートに住む子供達、フェリンとパグとも友達になりました。
しかし、チャッキーはアンディをひっかいた猫を殺そうとしたり、ホラー映画のまねをしてナイフを振り回すなど暴力的な一面も見せます。

アンディーへの贈り物
ある日アンディが家に帰ると、ペットの猫が殺されているのに気がつきます。
チャッキーを問い詰めると、チャッキーは「この猫がアンディに危害を加えることが無いように殺したんだ」と猫を殺したことを認めました。
チャッキーに異常を感じた母カレンはチャッキーをクローゼットの中に閉じ込めますが、すぐに脱走してしまいます。

その後チャッキーは、アンディがカレンの恋人ショーンをよく思っておらず、ショーンに「消えて欲しい」と思っているということを耳にします。
大好きなアンディの望みを叶えようと、チャッキーはショーンの後をつけました。
そしてショーンが自宅に到着し外に出るタイミングを見計らって、チャッキーは耕運機を使いショーンを惨殺するのです。

翌日チャッキーは皮の剥がれたショーンの顔をアンディにプレゼントしました。
ゴミ捨て場での出来事

ショーン殺害事件をマイク・ノーリス刑事が調査する一方で、アンディ、フェリン、パグの3人はチャッキーのスイッチをオフにしてアパートのゴミ捨て場に捨てます。
しかし、アンディ達が住むアパートで働くのぞきが趣味の電気工のゲイブが、チャッキーを見つけてしまうのです。
ゲイブは世界中で人気のハイテク人形をインターネット販売で売ろうと、アパートの地下室でチャッキーを修理しスイッチを入れます。

回復したチャッキーはゲイブをテーブルソーでいたぶった後に惨殺し、地上に舞い戻ったのです。
そしてショーン殺害事件でアンディを容疑者と疑うマイク・ノーリス刑事の母親を殺します。

一方でアンディは一連の事件はチャッキーの仕業であるということをカレンに伝えようとしますが、もちろんカレンはアンディの言っていることを信じようとはしません。
カレンはアンディを一人にしたまま仕事に行くべきでないと思い、仕事場であるショッピングモールに一緒に連れて行きます。

https://gigazine.net/gsc_news/en/20190419-childs-play-trailer-2
ショッピングモールにて
ショーン殺害事件を調べるマイク・ノーリス刑事も、カレンとアンディに会うためにショッピングモールに出向きます。
ノーリス刑事がショッピングモールに到着すると、事件は起こりました。
チャッキーは他のカズラン製品と連動できる機能を利用してショッピングモール中の「バディー」とカズラン製品のオモチャを支配下に置き、ショッピングモール全体をジャックしてしまったのです。

https://gigazine.net/gsc_news/en/20190419-childs-play-trailer-2
客や従業員が次々と惨殺されていく中、アンディと友人達は命からがら出口へたどり着きました。
しかし、カレンがチャッキーに捕まっているのを目撃したアンディは逃げることを諦め、カレン救出に向かいます。

https://gigazine.net/gsc_news/en/20190419-childs-play-trailer-2
チャッキーの攻撃を受けながらもなんとかカレンを救出したアンディは、カレンとノーリス刑事の助けを借りて、暴走する人形達を制圧します。
そして、最後にアンディはチャッキーの体を破壊するのです。

https://gigazine.net/gsc_news/en/20190419-childs-play-trailer-2
この事件を受けて、カズラン・コーポレーションは「バディー」の回収を行い、プログラミングを見直すことを発表しました。
多くの「バディー」は倉庫に保管され、悪夢のような事件は無事終わりを告げたのです。
1つの人形が倉庫の中でひとりでに動き出したことを除いて。
最後に!
「設定が変えられている」と述べましたが、実は1988年の初代「チャイルド・プレイ」の1番最初の企画案は「ハイテク機能を搭載した人形」でした。
後に企画を練っていく上で「殺人鬼の魂が乗り移った人形」と変えられていったのです。
2019年の今は「独断で人を殺すハイテク人形」がより現実味を増すので怖いですね。
ある意味で「元祖チャイルド・プレイ」、2019年7月19日公開です!

ちなみにチャイルドプレイシリーズは初作品の1998年「チャイルド・プレイ」がU-NEXTとHuluで見放題対象作品になっていますので、どちらもお試し無料加入期間中に視聴すれば無料で視聴することができます!
ぜひこの機会にこちらから↓