大河ドラマ「いだてん」の視聴率が大変なことになっているのをご存知でしょうか。
なんと歴代最速で、第6回で9.9%(関東地区)、1ケタ台まで低下してしまったということで、悪い方向で大変目立っています。
ストーリーとしては、これから主人公・金栗四三がオリンピック選手として切磋琢磨する、スポ根ドラマかという段階です。
熱量が上がっていくべきところなのに、なぜ視聴率は低迷しているのでしょうか。
ネットの意見も披露しつつ、考察していきます!
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この記事で伝えたいこと
落ち込み2大要素は「地元が味方」「時代劇」がないこと
『「いだてん」第6話9・9%、大河史上“最速”で1桁に陥落』
そもそもNHKなんだから視聴率なんか気にしなくてもいい。
そして視聴者も視聴率なんか気にしなくていい。面白いかつまらないかだけを語れよ。みんな見てるかどうかなんか視聴者には関係ないぞ https://t.co/SLZ9XaV9YA @YahooNewsTopics— Simon_Sin (@Simon_Sin) 2019年2月12日
大河ドラマ=戦国または幕末の時代劇
という概念を取り除けない人にとってはいだてんはつまらないと思います。
でも僕は近現代を取り扱う大河ドラマがあってもいいと思うしいだてんは普通に面白いです#いだてん— しらたま@嵐は不滅 (@mochimochi_okey) 2019年2月10日
確かにつまらない。ここ数年の大河ドラマのなかで最低ラインだ(>_<)
「いだてん」第6話9・9%、大河史上“最速”で1桁に陥落(スポニチアネックス) – Y!ニュース https://t.co/D8D2neez80 #Yahooニュースアプリ
— 佐藤 徹 (@satow0209) 2019年2月12日
しかし、初回は15%越えだったのに、第6回にして1ケタとは、驚きです。
宮藤官九郎の脚本が、思いのほかダメ出しされているということになってしまいます。
まずは、大河ドラマの一般的なあるある、「時代劇じゃないとダメ」、「地元(特に関西)を味方につけないとダメ」、この2つの要素は強かったといえますね。
オリンピックの歴史には興味があっても、当然時代劇要素・武将要素はゼロですから、王道の大河ドラマを望む人には離れられてしまいます。
また、ドラマの舞台が東京メインになっていますが、関東地区は大河離れが関西よりも顕著なんですよね。
地元アピールが聞かないところにスポットライトが当たっている感じで、第6回は関西地区でも視聴率8.0%になってしまいました。
いだてん、つまらないわけではないとは思う
ただ宮藤官九郎の脚本のあのノリが無理って人は一定数いると思う— なごっしぃー@藤井アユ美単推し (@nagoshi_yonemi) 2019年2月12日
大河ドラマ「いだてん」
つまらないという意見も多い?
宮藤官九郎他あまちゃんスタッフとはいえ、そこは大河ドラマ。
本筋の部分以外も遊び難い、同じ思いは三谷幸喜脚本「新撰組」で思った。
それでも全体の雰囲気が明るいので楽しめるドラマにはなりそう。— ば (@you_i_dong) 2019年1月7日
#いだてん 、昔の東京が舞台なのだが、首都圏に住んでてもつまらないと思うくらいだから、他の地方の人はなおさらつまらないだろう。
主人公が九州弁話者だから九州では人気あるのかな?— くらげ (@kurage_adnis) 2019年2月10日
ウチの爺さんは東京オリンピックはリアルタイム過ぎて今回の大河はつまらないかもなぁ…。
これは好みが別れる。#いだてん
— naru (@12na17ru) 2019年1月6日
時代や人物関係の混在が激しい
「いだてん」は現在明治時代、第一部のオリンピック初出場に向けてのストーリーが中心ですが、東京オリンピック決定前夜の昭和のドラマまで混ぜ込んで展開しています。
時代が何度も行ったり来たりしているんですよね。
第1回は、紹介という観点からそれでも「見ごたえがありそう」という感じで良かったのですが、第6回まで進んだ段階でも、相変わらず明治から昭和に飛んでしてしまうので、見ている側としては少し疲れてしまいます。
2018年のドラマ「この世界の片隅に」で、現代パートの挿入が不評だったのと同じような感じです。
いだてん視聴率悪いのか。確かに明治の話がメインかと思えば急に昭和に飛ぶし、お年寄りにはわかりにくいかも。森山未來=若き日のビートたけしという設定も雰囲気が違いすぎてピンとこないし。大河というより朝の連ドラみたいなんだよなあ。サンバ調のOP曲は好きなんだけど。
— jade vine (@jadevine0416) 2019年2月12日
演出の問題だと思う。さすがに明治の四三、昭和の田畑、明治の志ん生、昭和の志ん生の4つの物語が交差するのは無理がある。引き算を。/「いだてん」第6話9・9%、大河史上“最速”で1桁に陥落(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース https://t.co/O4JaG8RjAu @YahooNewsTopics
— 指南役 (@cynanyc) 2019年2月12日
さらに、「いだてん」ではスポーツ界と落語界の双方が作用しているような設定もあるので、全部で4パターンのドラマを見ている錯覚に落ち入ります。
これでは頭の照準が合わなくて、見ていて少々クラクラしてしまいます。
主人公の金栗四三の故郷、熊本の田舎がうつると、話の本筋に関係なくても、むしろほっとしてしまう、それくらいストーリーの混在に疲れてしまうんですよね。
いだてん第6話。話している内容と心の裏腹さ。金欠は何時の世も悩みの種。嘉納治五郎のご家族や可児徳は本当に苦労なされたんだろうなあ。
先回はこのまま物語が進むのかなと思ったのだが、今回は1話以来の阿部サダヲ登場でまた話と時代が複雑に。それを面白いととるかチンプンカンプンととるか。— NANA@感想 (@nana_pochipochi) 2019年2月12日
自分は「いだてん」結構好きである。好きなんだが、明治と昭和を行ったり来たりする展開がややこしいのはわかるし、ビートたけし演じる昭和の志ん生が要らないのではという意見にも同意する。 https://t.co/ENJnRHoW7K
— Billy Miyazaki (@billy_st505) 2019年2月12日
いだてんの森山未來と松尾スズキの師弟関係が面白いんだけど物語があっちいったりこっちいったりで忙しくて画面に出てくる役者の具材が多すぎてなんか目が忙しいんだよね。逆に勿体無い感じあってさ・・
— m (@mmm_11118102) 2019年2月11日
俳優陣に魅力が乏しいのか?
俳優が重すぎる
そうそうたる俳優陣で占められている「いだてん」。
主人公・中村勘九郎をはじめ、演技力に不足があるわけでは全くありません。
ただ、あまりにがっちりと演技派で固められてしまっているので、役者が重厚すぎるんですよね。
もちろん、若手イケメン・美女がいればいいというものでもないのですが…。
遊び心というか、魅力に欠けるんですよね。
現状、1番盛り上がっているのが、役所広司演じる嘉納治五郎先生以下「日本大体育会」のお偉方が、金策でいかにつまずいているか…という状態です。
これでは、少々コミカルな要素があっても「話に面白みがない」と考えてしまいます。
#nhk #いだてん それなりに期待してたけど、敢えて言う。つまらない! 年配の大河ドラマファンは総スカンだろうし、宮藤官九郎ファンとしても厳しい…。そもそもカッコいい出演者が役所広司だけって…
— c.mos (@c_mos) 2019年1月20日
おはようございます。
録画しておいた「いだてん」を夕べ観たが途中で断念。ここまで頑張って観てきたがとてもつまらない。
横尾忠則さんも山口晃さんもたけしも役所広司も綾瀬はるかも好きだけどつまらない。
勘九郎とたけしがミスキャスト。— ドッコイショ (@doccoyshot) 2019年2月11日
いだてん、色気もへったくれもない男の裸がじゃんじゃん出てくるの笑う イケメンも多いTNGが脱いでもウェイウェイしててアホなだけだし主人公は奇声あげながら水かぶってるし
— にけのら1111世 (@ank_Nora) 2019年1月27日
女優の活躍が少ない
明治時代の体育界なので、女性の出番が少ないのは仕方ないのですが、女優さんの活躍が少ないことも視聴率の足を引っ張っているに違いありません。
第6回ではシャーロット・K・フォックスと川栄李奈が少し出てきたぐらいで、画面の濃さに辛いものがありますね。
ドラマ全体としては、綾瀬はるかや橋本愛あたりを前半の綺麗どころとして採用したのだとは思いますが、あまりに出番が少ないのです。
もう少し我慢すると、女子のスポーツ選手などが誕生するところも見られるのかもしれません。
今日のいだてん、はるかちゃん出演なし?
オープニングの出演者にはるかちゃんの名前がない…(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)#いだてん #綾瀬はるか
— ☺︎あおぞらhyt6☺︎ (@aozora28ss14) 2019年2月10日
私が予想する「#いだてん」の視聴率が低い理由。
○バトル要素がなさそう
○女優成分が低そう私は観てません。
— ドラマ放言猫 (@yw720816) 2019年2月10日
話がどこに向かうか見えてこない
なんといっても大河ドラマ。
もちろん歴史的記述は踏まえている「いだてん」です。
ストーリー上はいろいろもめていますが、金栗四三と三島弥彦は、オリンピックストックホルム大会に出場するんですよね。
しかし第6回の現在、「いだてん」のストーリーは“ないないづくし”でした。
・選手候補が乗り気でない
・オリンピック初出場の資金がない
・東京オリンピック組は渋滞で動けない
「自分でお金出せば勝たなきゃいけないプレッシャーもないじゃん?」ていう金欠加納先生の口車にのせられて「ああ…そぎゃんですねぇ…!」ってなっちゃう四三さんがピュアすぎて愛おしいしめちゃくちゃ心配である #いだてん
— 華の字 (@Salut_HANA) 2019年2月10日
#いだてん
ここ数年の大河、主人公のピンチの大半が金欠じゃあるまいか— Rota (@rota_ator) 2019年2月10日
#今週の三島家 6
・ビール代を回してくる天狗
・三島くんは金持ちなんだから自費でオリンピック
・再びの「僕は出ませんよ」から滲み出る、お前絶対出るだろ感#いだてん— 🏂💫くみっち (教員忍者)📎🌹🍰 (@KumijapanSmap) 2019年2月10日
ストーリーが停滞しているので、ますます魅力に欠けている現状です。
金栗四三は、治五郎先生の語るオリンピックの理念にほだされ、何とかストックホルムに行くことを決意しました。
しかし「自分のお金で行くなら“切腹覚悟”などと思わなくていい」などと言いくるめられ、1800円を用意する事態になりかかっています。
現代の1千万円以上の価値があるともいわれる資金を貧乏学生が捻出できるわけもなく、あまり喜ばしい「選手決定」ではありませんね。
もう少しすると、いろいろ話が上向き調子になるはずですが…。
「そこまで視聴者は待ってくれないぞ」という警告が、視聴率の低迷なわけですね。
これからは見どころがある?
しかし、そうは言ってもあの「あまちゃん」の宮藤官九郎が手がけている「いだてん」です。
これからのストーリーの盛り上がりに期待したいです!
現在気になるポイントを挙げてみました。
・金栗四三と春野スヤはどうやって結婚するか
・三島弥彦がオリンピック出場を決めるのに、シマは尽力するか
・志ん生師匠の押しかけ弟子“五りん”とは何者か
・女子アスリートの誕生は描かれるのか
やはり関心は、主に女性の登場に目がいってしまいます。
良家の子女であるスヤ(綾瀬はるか)が他とのお見合い後、どういう流れで四三との縁づくのか。
女中にしては意見をはっきり言うシマ(杉咲花)には見せ場が来るのか。
是非盛り上がってほしいです!
いだてん 第6話
台詞が無くても存在感のある花ちゃん
盗み聞きをしている姿も可憐で、細かな演技も凄いなと思う#いだてん #杉咲花 #生田斗真 pic.twitter.com/a1GtNBKDFD— hana花 (@hana327419) 2019年2月10日
いだてん…残念だなぁ。いろいろ面白い脚本にはなってると思うけど、あのコメディタッチの演技が役者同士で全然噛み合ってなくて、テンポ悪くて、観てて全然ワクワクしないんだよなぁ。演出の問題かなぁ。唯一光ってるのは綾瀬はるかちゃんだけか。#いだてん #大河ドラマ
— Hiro_K (@yuzi_miming) 2019年2月12日
世界の隅っこで声を大にして言いたい。NHKの回し者じゃないけど、いだてんほんと面白いよ。幕末でも戦国でもないからって敬遠するのは勿体ないよ。よく知らない時代の出来事だからつまらない?知らないほうがワクワクするじゃない。天狗倶楽部、浅草十二階、東京高師って……胸熱っ! #いだてん
— Hymn (@Hymn555) 2019年1月20日
まとめ
いかがでしたか。
「いだてん」視聴率の低迷について、ネットの意見も交えて整理してみました。
近年落ち込み気味だった大河ドラマに拍車をかけてしまった「いだてん」。
「大河あるある」ともいえる、“近代もの”、“東京がメイン”という難しい要素があるとはいえ、1ケタは早すぎました。
やはり俳優陣が濃厚すぎること、時代の錯綜があることは、ドラマの理解を困難にしているといえますね。
しかし、まだまだ序盤。
ここはストーリー上の苦難と合わせて耐えて、もう少し動向を見守っていきたいものです。
ちなみに大河ドラマ「いだてん」を見逃してしまった!という方はU-NEXT経由のNHKオンデマンドで見逃し配信が予定されています。
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