映画「JOKER」が2019年10月4日から公開中です。
バットマンの敵役、もしくはハーレイクイーンの恋人として知られているあのジョーカーです。
今までに何度か映像化されているジョーカーですが、作品によって大きく設定や性格が違います。
ホアキン・フェニックスが演じる今回のジョーカーはどのようになっているのか気になりますね。
というわけで今回は、
・映画「JOKER」の設定、あらすじや感想
・ヴェネチア試写会での評価
・主演ホアキン・フェニックスが語るJOKER
についてまとめました。
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この記事で伝えたいこと
そもそもジョーカーって何者?

https://batman.fandom.com/wiki/The_Joker
ジョーカーって聞いたことはあるけど、そもそも何の作品に出てくるキャラクターなの?という人は案外多いです。
映画JOKERの概要を観ていく前に、ジョーカーについて軽くおさらいしていきましょう。
バットマンと同じDCコミックのキャラクター

https://www.dk.com/us/book/9780756682613-dc-comics-ultimate-character-guide/
1番最初のジョーカーはアメリカンコミックのキャラクターです。
バットマンやスーパーマンと同じDCコミックのキャラクターですね。
バットマンの敵役として1話限りで出てくる予定でしたが、編集者達の希望によりバットマンシリーズの主要キャラクターとなりました。
その後はバットマンの宿敵というポジションを維持しながらも、バットマンから独立してジョーカーを主人公とした作品が作られています。
キャラ設定や性格が作品によって変わる

https://funnyjunk.com/Thats+better/funny-pictures/5618897/
ジョーカーというキャラクターの面白いところは作品によって設定や性格が大きく変わるという所です。
凶悪な犯罪者であったり、陽気なイタズラ好きであったり、悲しい過去を持った男であったり。
しかしどの作品でも、もともとは普通の人間であったが、何かをきっかけにジョーカーへと変貌を遂げたという設定は一貫しています。
「どんな時も笑顔で…」 JOKERのあらすじ

https://www.dccomics.com/blog/2019/08/28/joaquin-phoenix-dances-and-smiles-in-new-joker-posters
「どんな時も笑顔で、人々を楽しませなさい」。
大道芸人アーサー・フレックは、母の言いつけをいつも守ろうとしてきました。
アーサーは、コメディアンになって世界中の人々を笑顔にするという誰よりも優しい目標を持っています。
しかし、緊張すると笑いが止まらなくなってしまうというアーサーの持つ精神疾患のせいで、物事は上手く進みませんでした。
見知らぬ人から罵られ、馬鹿にされ、挙げ句の果てに暴力まで振るわれる。
限界に達したアーサーはついに一線を越え、地下鉄で自分のことをからかってきた男達を殺してしまいます。
そしてアーサーの中にジョーカーが覚醒するのです。

https://movieweb.com/joker-movie-wraps-production-joaquin-phoenix-set-photos/
ジョーカーはバットマンのライバルとして知られていますが、今回の映画ではバットマンが生まれる前の物語を描いています。
どのようにして最強最悪のヴィラン(敵役)ジョーカーが生まれたのか。
原作とは違いますが、いわば「エピソード0」のような映画です。
JOKERを見た人の感想は?
「ジョーカー」感想
・神様なんていなかった
・よく分かる狂人入門
・日本人なら誰でも彼になれる!
・無敵の人Lv.100
・ジャンヌオルタオルタ
・これから毎日家を焼こうぜ?
・R-15というより40
・意外と中身ストレートだけどそれが危険
・バットマン助けて
・もうゴッサムは更地にしろ pic.twitter.com/wjonunie3u— ギンtbt (@Szdgzj) October 5, 2019
ジョーカーの感想いろいろあるけど「泣きながら化粧したことある女の子ならわかっちゃうょね……」みたいなの何度見ても面白いな。ジョーカーをそこまで己に引き寄せるな
— いざかや辻子 (@cozuch710) October 5, 2019
ジョーカー見てきました。
色々凄かった。
少なくとも人生に疲れてる時に見ちゃダメなやつ。— ジャンロク@🧟♂️ (@janrock00000fgo) October 5, 2019
子供に見せるなって声もあったらしいけどアレ今の日本の社会人にスゲー来るよ……。人がゆっくり落ちてジョーカーに仕上がっていく感じは正直最高。しかし序盤から終盤にかけてずっとしんどい。足元から世界が崩れていく感じ。自己投影せずに観るんだぞ。
— ジャンロク@🧟♂️ (@janrock00000fgo) October 5, 2019
ジョーカーの映画「2度は見たくない」とか「精神状態の悪い人は見るな」とか言われてるけど割とそんなんでも無い……いやマーベル映画みたいなノリで見たらアレだけどバットマン好きとかフィクションの悪い奴が見に行ったら普通に「フホホホホ最高!!」ってなるやつなので軽いノリで見に言って欲しい
— マシーナリーとも子@新テーマ曲配信中! (@barzam154__) October 5, 2019
ジョーカーの映画「2度は見たくない」とか「精神状態の悪い人は見るな」とか言われてるけど割とそんなんでも無い……いやマーベル映画みたいなノリで見たらアレだけどバットマン好きとかフィクションの悪い奴が見に行ったら普通に「フホホホホ最高!!」ってなるやつなので軽いノリで見に言って欲しい
— マシーナリーとも子@新テーマ曲配信中! (@barzam154__) October 5, 2019
ジョーカーは社会から否定されて、孤立して狂っていくんだけど、彼は別に美男でも美女でもなければ『タクシードライバー』のトラヴィスみたいなかわいげもなく、ジョークはつまらない上に不気味。作中人物にも観客にも彼を救いたいと思えず、狂ったジョーカーとしてしか求められないので救いがない……
— 赤月ゆに 🦇 京都赤十字コラボ中!💉 (@AkatsukiUNI) October 5, 2019
今、ジョーカー観たら病んだりヤバい行動に出る人がいるんじゃないかみたいなこと言われてるけど、ちょうど45年前にも同じようなこと言われてた映画があって、「時計じかけのオレンジ」って言うんだけど、これがたまたま同じタイミングで一部の映画館で再上映されてるってのがすごい偶然だよね pic.twitter.com/2iuuaaf7mQ
— Yoh Kitajima (@kikajima) October 5, 2019
JOKER 専門家からの評価は?

https://variety.com/2019/film/festivals/venice-film-festival-awards-announced-live-updates-1203327388/
制作国のアメリカでも公開はまだですが、ヴェネチアでは8月31日に試写会が行われています。
試写会に参加した人達の評価の中で目立った意見をまとめました。
主演ホアキン・フェニックスの怪演がすごい!

https://hollywoodlife.com/2018/09/21/joaquin-phoenix-joker-makeup-transformation-video/
「ホアキン・フェニックスでなければこの映画は成立しなかった。」
「過去最高のジョーカーだ!」
というような、主演ホアキン・フェニックスの演技を賞賛する意見が多く見られました。
ホアキン・フェニックスは「her/世界で1つの彼女」や「インヒアレント・ヴァイス」などでゴールデングローブ賞を受賞しているアメリカの名俳優です。
今回の映画JOKERで共演しているロバート・デ・ニーロと並び、時代を代表する名優と呼ばれています。
母親思いの優しい青年が最強最悪の犯罪者に変貌していく様を、ホアキン・フェニックスがどのように演じたのかも映画の見所です。
現代社会のダークな部分を描いている

https://www.businessinsider.com/joker-projected-to-break-box-office-records-2019-9
JOKERを現代社会が抱える問題と結びつけて考えるレビューも一定数ありました。
問題の1つは精神疾患を持つ人達への社会の対応について。
ジョーカーことアーサー・フレックは精神疾患を抱えています。
そのため思うように夢を追いかけることも、働くこともできずに苦しんでいました。
当たり前ですが、アーサーが精神疾患をわずらっていることはアーサーの責任ではありません。
しかしアーサーの周りにいる人達は彼を責め、嘲り、見下します。
アーサーは何も悪いことをしていないのに。
そうしてアーサーの心は壊れていき、犯罪者へと変貌していくのです。
現実の世界とは関係が無い、とは言えないでしょう。
事実アメリカの銃乱射事件の原因として、精神科医療の不備が挙げられています。
JOKERでは精神疾患以外にも、格差社会、資本主義、マスメディアなど、現代人が無視できない問題が取り扱われています。
これらの問題をジョーカーがぶち壊すというところは爽快なのかも知れません。
精神疾患について誤解を与えそう…

https://screenrant.com/joker-joaquin-phoenix-laugh-origin/
精神疾患の苦しみを知ることが出来るという一方で、間違った認識を与えるのではないかという心配の声も聞かれました。
予告動画やホームページ、レビューを見る限り、アーサーは失笑恐怖症をわずらっています。
その他にはおそらくうつ病や不安障害のような病を抱えていると考えられます。
これらは実在する病気なのですが、その手の専門家から見ると正しくない描写が所々あったようです。
精神疾患が映画のメインテーマではないので仕方が無いですが、精神疾患そのものに関しては少し脚色が加えられていると思っていた方が良いでしょう。
また、精神疾患をわずらっている人はみんなジョーカーのような暴力的な犯罪者になってしまう、つまり「精神病患者=未来の犯罪者」という間違った認識が生まれてしまうのではという心配もありました。
冷静に考えて、精神病患者みんながジョーカーのようになったらバットマンは今頃やられています。
この問題に関しては映画にのめり込みすぎない方が良いでしょう。
主演ホアキン・フェニックスが語るJOKER

https://www.telegraph.co.uk/films/0/joaquin-phoenix-interview-dont-want-anyone-see-movies/
主演を務めるホアキン・フェニックスが取材でジョーカーというキャラクターついて語りました。
アメリカきっての名俳優はジョーカーを演じて何を思ったのでしょうか。
「悪い奴」とひとくくりにしてしまうのは簡単だけど…
ジョーカーというキャラクターを単純に悪い奴にして、「自分はあいつとは違うな」とジョーカーのことを遠くから眺めることは簡単だけど、この映画はそうじゃないんだ。
ホアキンが語ったのは、映画JOKERでは観客がジョーカーに共感し、応援さえしてしまうだろうということでした。
いつものジョーカーは「理解不能なサイコパス」ですが、今回はその「理解不能なサイコパス」になる前が描かれます。
普通の人間だった頃のジョーカーが深く描かれるからこそ、「あいつとは違うな」とはなかなか言えなくなるということなのでしょう。
またホアキンは、「映画を見るのが辛い人もいるだろう」と述べています。
怖かった
ジョーカーはあまりにも有名だからね、恐怖心はあったよ。でも自分を鼓舞する良い恐怖心だったね。
知らない人はいない、しかも数々の名俳優が演じてきたキャラクター、ジョーカー。
キャリアを積んだ名俳優でもプレッシャーは少なからず感じたようです。
しかしホアキンはこのプレッシャーを自分をより成長させる良いプレッシャーだと述べています。
最後に!
公開前からすでに過去最高のジョーカーとの呼び声が高い映画JOKER。
2019年10月4日より公開中です!
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https://www.hindustantimes.com/hollywood/joaquin-phoenix-s-joker-gets-eight-minute-standing-ovation-as-critics-rave-watch-video/story-riSIeSkakVsGA744aUGCQM.html