今、最も注目されている新人女優は誰だと思いますか?
たまたまテレビを見ていたら名前の知らない新人女優の演技に見入ってしまいました。
あなたもそんな経験がありませんか?
今回、私が注目するのは清原果耶さんです。
数多くいる新人女優の中でもわずか3年のキャリアで清原果耶が注目される理由はなぜでしょうか?
これから主な出演作3作品を挙げていきます。


ちなみに初主演となる「透明なゆりかご」はU-NEXTだと、見逃し配信と原作漫画の両方がアップされていますので、おすすめです。
この記事で伝えたいこと
初出演作「あさが来た」で異例の再登場理由は?

2015年9月からのNHK連続テレビ小説「あさが来た」に出演したことで、清原果耶の存在感と演技に注目を集めるきっかけとなりました。
ドラマ初出演でありながら、主要な登場人物の一人ふゆ役を演じたのです。
また、清原果耶が一人二役でふゆの娘ナツ役も演じた事も話題となりました。
これは異例なことだと思いませんか?
実は視聴者からの反響が大きかったために再登場となったからです。
しかも最終話だけというのが素晴らしい演出でした。
ドラマは実業家で教育者広岡浅子をモデルとした主人公・白岡あさを波瑠が演じ、その波乱に富んだ生涯を描いた作品です。
ふゆは女中としてあさに仕え、あさの夫である新次郎に好意を抱き、想いを伝え失恋するという難しい役どころでした。
周りに実力派や個性派俳優がたくさん出演している中、清原果耶は物怖じしない演技を見せつけました。
時代もので人物関係も複雑な中、ふゆの心情も激しく揺れ動きます。
その感情も見事に表現していました。
その時代の貞操観念や価値観が現在と異なるため、役作りに苦心したと分かります。
やがて、ふゆが幸せをつかみ家庭を築くほど成長すると清原自身の演技も認められて、自然に注目を集める結果となりました。
話題作「精霊の守り人」で演技に込めた想いとは?

2016年3月から放送されたNHKドラマ「精霊の守り人」の主人公バルサの少女期役で出演しました。
本作では実年齢とほぼ同じ13歳です。
コメントで「芯の強いバルサを大切に演じたい」と意気込みを語っていますが、一方で演じきれるか不安があったそうです。
そのことからも、この役にかける情熱や想いが強かったことがうかがえます。
なぜかと言いますと、本作は日本では珍しいファンタジードラマです。
それなのに、物語は人間の醜さや欲望などが描かれています。
撮影ではアクションシーンがあり、乗馬もしなければなりませんでした。
しかし、清原果耶は演技以外にも難しい要求が多い中、それを的確にこなしていました。
清原果耶演じる少女期のバルサは、鍛えられながら用心棒として歩み始めていきます。
そこで盗賊に襲われる中で、初めて人を殺してしまうのです。
清原果耶は、少しずつ人を殺めたことを実感し始めるバルサの心情を丹念に激情も交えて表現しました。
女用心棒として成長した主人公のバルサにつながる重要なエピソードを見事に演じたのです。
この場面については、「激しいアクションの中で、感情の変化を伝えなくてはいけないし、動きが覚えられなくて苦労しましたが、大好きなシーンになりました」と語り、大きく成長を遂げたことが分かります。
不安を押しのけ、見事に演じきったのです。
ついに「透明なゆりかご」にて初主演を射止める!

2018年7月から放送のNHKドラマ「透明なゆりかご」で、主人公青田アオイ役を演じ初主演作となります。
医療現場で戸惑いや割り切れない思いを抱えつつ前を向こうとする主人公を熱演しています。
本作では、清原果耶の初々しい姿に違和感がないのに驚きます。
例えば、髪をあげているので幼く見えますが、実年齢は主人公の年齢とほぼ同じだからです。
また、舞台が1997年の夏と現在よりも遡りますが、実はこの年は清原果が生まれる5年前にあたります。
それなのに遜色なく映るのは、主人公像の年代や人物像にぴったりなのです。
本作は、人間模様や医療現場を通して命の意味を投げかけてきます。
初回からシリアスな内容や展開が続く中で、主人公に徹しています。
感情が高ぶり、涙するシーンは綺麗でした。
また、ナレーションにも感情を込めて、主人公の内面の心情を丁寧に表現していました。
産婦人科内の専門用語や医療知識や医療器具の名前などセリフも難しいです。
婦長役の原田美枝子、先輩役に水川あさみと実力派の女優の中にいても存在感がありました。
このまま揉まれて、演技の幅と感情を表現できる繊細さを兼ね備えてほしいです。
初主演のストレスでニキビが増えた?

透明なゆりかごで初主演ということでプレッシャーも相当だったのでは?という声も多く聞かれます。
その証拠にアップで映る顔にニキビが目立つという心配の声も多く聞かれました。
毎回重いけど今回も輪をかけて重かった、重いというよりエグい、よくこのテーマ放送できたなー。清原果耶のリアルさ素晴らしいね、顔パンパンでニキビもあるけど、それがリアルに拍車をかけてる。凄い女優さんだ。義母が失速したんで今期断トツでNO.1ドラマ #透明なゆりかご
— ichi (@ichi_kan7) 2018年9月18日
清原果耶さん初めてでしたが、あのニキビの感じがすごく良かったです。初々しく純粋で…そういうことって大人だとやや偽善になりがちなのに、スッと入ってきました。 #透明なゆりかご
— RAN (@marikoRANaoki) 2018年8月24日
清原果耶ちゃん、おでこにニキビできてるのが、なんかいいんだよな〜 女優さんに言うことじゃないかもしれないけど…
— かみた (@kamita) 2018年8月31日
ニキビは批判的な意見が多いかと思いきや、以外にもリアリティがあって素晴らしいという意見が多いですね。
きっと本人にとっては気になる点なのかもしれませんが、逆に魅力的に評価されていますね。
今後はさらなる清原果耶の演技力に期待
作品により役柄が大きく異なりますが、それを演じ切れる力量を持っています。
「精霊の守り人」では演技以外にもアクションもあり、表現の幅を大きく広げられました。
また、問題を投げかけるドラマも「透明なゆりかご」で証明済みです。
今後は、落ち着いた演技を見たいです。
主な主演ドラマに挙げた3作品は、女性が主人公のドラマが多いように見えます。
男性俳優とも共演を積み重ねて、演技の幅も広げてほしいです。
また、いろいろな役を演じて、お茶の間に名前を浸透させていきながら映画にも出演して、ステップアップしていってほしい女優です。
例えば、NHKのドラマで欠かせなくなってくるような女優にもなるでしょう。
まだ若いので恋愛映画にも出演して、若手実力派女優に入ってほしいです。
プロフィールと今後の出演予定
最後に気になるプロフィールを簡単に紹介します。
まだまだ成長過程。目が離せない女優になっていく!
ご存知でしたでしょうか?
清原果耶は、見出された逸材だったのです!
2002年1月30日生まれの16歳です。
実は2014年、12歳の時にアミューズが開催した新人発掘イベント「アミューズオーディションフェス2014」にてグランプリを受賞しています。
翌年2015年から本格的に芸能活動を始めます。
まずテレビCMに起用され、モデルとしても活動し順調な滑り出しとなりました。
NHK連続テレビ小説「あさが来た」でドラマデビューを果たし、注目を集めます。
2017年公開の「3月のライオン」でその演技が高く評価されました。
また、2018年8月1日(9月号)より集英社「Seventeen」の専属モデルとなりました。2018年にはNHKドラマ「透明なゆりかご」で初主演を果たします。
「宣伝会議賞」のイメージキャラクターに選ばれ、ポスター写真に掲載されます。

2019年1月には
愛唄 -約束のナクヒト-(2019年1月25日公開予定)
デイアンドナイト(2019年1月26日公開予定)
2本の映画公開が控えています。
デイアンドナイトではヒロイン役を演じますので期待したいですね。
いかがだったでしょうか?
今後も目が離せない女優です。
さらなる活躍に期待しましょう!


ちなみに初主演となる「透明なゆりかご」はU-NEXTだと、見逃し配信と原作漫画の両方がアップされていますので、おすすめです。