5/19のテレビ朝日ドラマスペシャル「死命~刑事のタイムリミット~」は、吉田鋼太郎演じる余命わずかの刑事と、賀来賢人演じる余命わずかの連続殺人犯の極限の決闘を描いた物語です。
刑事ドラマでは定評のあるテレビ朝日ですが、追う側・追われる側両方が病魔に侵されているとはすごい設定ですよね。
早速詳しく見てみましょう!
薬丸岳さん原作の衝撃ミステリー「死命」が5月19日午後9時放送決定。吉田鋼太郎さん、賀来賢人さんが、刑事と連続殺人犯として対峙します。これは見逃せない! pic.twitter.com/1v6mx7Ud1v
— 文春文庫 (@bunshunbunko) 2019年4月17日
「死命」は吉田鋼太郎vs賀来賢人のシリアス対決!
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賀来賢人と吉田鋼太郎を観て、三橋親子を連想する人は多い筈だ…! #死命 #今日から俺は
— 影夜叉 (@haganemimi) 2019年5月12日
かっくんSUZUKIソリオで新しいcmだ🥰#賀来賢人 #大政絢 #清野菜名 #吉田鋼太郎 #鈴木浩介 pic.twitter.com/mtzlqx9GPo
— あかね (@akane_kento) 2019年2月1日
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「死命~刑事のタイムリミット~」 では、刑事役の吉田鋼太郎と、凶悪連続殺人犯役の賀来賢人のガチな演技対決が見られると、すでにネットでも評判です。
吉田鋼太郎と賀来賢人は最近CMでオシャレなイメージで共演したりしていますが、ドラマで記憶に新しいのはもちろん「今日から俺は!!」の親子役ですね。
主人公のツッパリ三橋と父親との絡みは、ギスギスした感じのないコメディタッチの関係で、息子が反抗しても親父風を吹かせて威張っても最終的には笑いに行きつく楽しいシーンばかりでした。
もちろん笑える演技も実力派ならではですが、「死命」では敵同士の追走劇です。
しかも、殺人鬼榊が蒼井刑事の娘に接近するストーリー展開も予想されるので、まさに「死闘」という感じです。
主演の吉田鋼太郎は賀来賢人について、次のように語っています。
今回は “常に死と隣り合わせにある者同士の対峙”を演じたので、すごくテンションの高い芝居の連続でしたね!
賀来くんは見た目も繊細ですし、芝居にちょっと狂気をはらんだようなところもあるので、今回の役にピッタリだと思います。
2人には「今日から俺は!!」の映画版も控えていますが、全く違う空気感に違いない「死命」ではシリアスな演技対決に期待が高まります!
冷酷な殺人鬼役だけど彼ならしっかり丁寧に狂気や闇を表現してくれると確信してるしゾクゾクする展開に期待値が上がる。#死命#賀来賢人
ドラマスペシャル 死命 ~刑事のタイムリミット~|テレビ朝日 https://t.co/uCN8XIrbxA
— みいこ (@rara7031207) 2019年5月12日
「死命」まで3週間切った。Q10で共演した若かった頃の二人がどう、この難しい役を演じるのか楽しみしか無い!賀来賢人、蓮佛美沙子 pic.twitter.com/kSr38C9tJ6
— あきちゃん (@vOwqXGmhePzr7kC) 2019年5月3日
「死命」のあらすじと見どころ
デイトレーダーとして豪奢な生活を送る榊信一(賀来賢人)は、病で余命宣告を受け、密かに、これまで抑え込んでいた“殺人衝動”を解き放とうと決心する。
翌日、若い女性・岡本真紀が絞殺体となって発見される。
警視庁捜査一課の刑事・蒼井凌(吉田鋼太郎)は、所轄の刑事・矢部知樹(中尾明慶)と組み、捜査を開始。
蒼井は体調不良を覚えながらも、捜査にまい進するが、病状は命が危ぶまれるほど深刻だと判明!
蒼井は死の恐怖に襲われながらも、犯人逮捕に命を注ぐことを決断する。
一方、榊が余命わずかだと知った元恋人・山口澄乃(蓮佛美沙子)は、彼に再び寄り添うことを決意する。
しかし、榊は殺人衝動を抑えることはできず、夜の街を徘徊する…。
(公式HPより要約)
シリアスな追走劇のイメージがひしひしと伝わってくる内容に、ワクワクが止まりません!
榊役の賀来賢人は、撮影で「1日5人の首を絞める」という経験をしたそうです。
「今日から俺は!!」で定着したコミカルさが吹っ飛び、かなりダークなイメージです。
それでも人間味を失わない犯人像を描きたかったとのこと、ある意味「狂気」の両サイドということで「今日俺」とつながっているのかもしれませんね!
賀来賢人の演技が評価された作品はこちら↓

対する吉田鋼太郎は、蒼井刑事の役作りに、俳優・柴田恭兵のイメージを参考にしたとのこと。
苦み走ったダンディさが期待できます!
もともと「おっさんずラブ」のようにユーモアのある役柄でも、「花子とアン」のようにガチな重厚感でも、吉田鋼太郎は演技におしゃれ感がありますよね。
“シェイクスピア俳優”と呼ばれる舞台中心の経験と本人のセンスの融合、でしょうか。
2019年1月期のグッドワイフでも演技が光っていました↓

「死命」原作の感想
病に罹った2人の対決を描いた物語に胸アツな「死命」。
最後に、ネットにアップされている原作の感想を見てみましょう!
今日読み終わった薬丸岳さんの「死命」。あっという間に読んじゃった!スイスイ読めちゃうの。余命宣告された刑事の執念の凄さ。余命宣告された青年の欲望の思うがままに生きていく様子が上手く描かれていてページを捲る手が止まらない作品でした。 pic.twitter.com/vaTm9OdfJR
— はまっち (@ofmama0614) 2016年4月26日
余命宣告された2人の男のそれぞれの死命=使命。
残り少ない時間を欲望のまま生きる榊と、刑事としての生き方を最期まで貫こうとする蒼井。
誰にでも最期はやってくるが、その時自分は自分の人生をどう要約して受け入れていくのだろうかと思った。
どれ読んでもハズレなしの作家さん。食事する時間すらもったいない。今回も頁を捲る手が止まらないです。丸一日薬丸ワールドどっぷり浸かってました。
「死命」で休日終わりました。言葉にならないです。
刑事と殺人犯どちらも重い病気を抱えてて、という死に向かっていく過程が重い。
殺人犯になってしまうまでの境遇は同情できるけど、被害者側からしたらなんとも酷い。
蒼井刑事は余命全うできて良かったー。最期まで使命を果たして、死を感じる事で大事なものに気づくことができて。
新米の矢部刑事の成長っぷりも良かった!
やるせない読後感。
子は親を選べない悲劇が根底にあろうともやはり人として超えてはいけない一線があるよなぁ。
薬丸小説はいつも考えさせられる題材で重い内容で、今回も自分に置き換えた時にどういう行動、思考になるんだろうって思った。
いつか人は死ぬんだけれど…社会正義と言う観点から見ると、やり残した事がこの小説の場合は全く正反対の二人。
死命、なんですね。
(読書メーターより引用)
ネタバレしすぎていないものを選んだのですが、それでも読者の熱く感動した思いが伝わってきますね!
切羽詰まった残り人生を数える刑事と犯人の攻防が、分厚い小説を一気に読ませてしまうんですね。
ドラマは2時間ものですから、さらに息をのむ展開、間違いなしです!
まとめ
吉田鋼太郎と賀来賢人の「今日から俺は!!」とは、真逆と言ってもいいシリアスな“命がけの追想劇”である「死命」。
2人ともコミカルな要素が定着しつつあるところを打ち破ってくるのが、楽しみです。
刑事vs犯人、吉田鋼太郎×賀来賢人の「死命~刑事のタイムリミット~」は、テレビ朝日 にて5月19日(日)夜9時放送です!