世界的に爆発的な人気を得たドラマ「SUITS/スーツ」のリメイクということで韓国版への期待は高かったのですが、平均視聴率8.9%と伸び悩んでしまいました。
韓国版では主人公の敏腕弁護士チェ・ガンソク役をチャン・ドンゴン、アソシエイツの若者コ・ヨヌ役をパク・ヒョンシクが演じています。
SUITS/スーツの原作はアメリカ・USAネットワークで2011年から放送されているテレビドラマです。
著名な法律事務所で敏腕弁護士として名を馳せる主人公ハーヴィー・スペクター(ガブリエル・マクト)と、経歴や資格を詐称しアソシエイツとなった天才的な記憶力を持つ若者マイク・ロス(パトリック・J・アダムス)が、キャリアを積む中でお互いに成長していく姿を描いたリーガルドラマです。
ではなぜ韓国で低視聴率で伸び悩んでしまったのでしょうか?
その原因について
・韓国版はセットのスケールが小さすぎる
・韓国版の始まりが重くて暗い
・原作のキャストは大物揃い過ぎ?
・韓国版の女性のファッションは華やかさに欠ける
と分析して調べてみました。
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この記事で伝えたいこと
韓国版はセットのスケールが小さすぎる

ニューヨーク・マンハッタンの高層ビルにある一流法律事務所という設定だけで、手の届かない羨望の的の世界。
事務所の窓から見えるビル群の景色は壮観で朝、昼、夜と違う顔があり、一流とはこういうものだと視覚が満足するシチュエーション。
原作のあの壮観な窓外の景観は全てが本物ではなく、本物を模したカーテンを使って撮影したシーンが多いのですが、それを全く感じさせません。
一方、韓国版の法律事務所のオフィスや広間、廊下、全てが狭い。
原作に似せているが故にスケールの違いが気になります。

韓国版の始まりが重くて暗い
ハーヴィーが紳士達とポーカーを楽しむ場面で始まる原作は、その一瞬で見る者をときめかせます。
紳士が集う一流の娯楽場の雰囲気からハーヴィーがただものではないことが分かります。
そこからの法律事務所の内装や、ハーヴィーのボスであるジェシカの存在感により重厚さを伴いつつ、マイクを始め主要な人物を軽快なテンポで登場させて行きます。
一方の韓国版はストーリーの終盤の場面で、雨の日の刑務所で囚人服のヨヌが振り返る場面から始まります。
時間が動き出すまでの沈黙に引き付けられますが、やはり重く暗いスタートになり、その後の展開や、ガンソクとヨヌのからみも原作に比べてスローです。

原作のキャストは大物揃い過ぎ?
チャン・ドンゴンは言わずと知れた韓国四天王の一人で、2001年公開の映画「友へチング」では観客動員数800万人、歴代興行成績1位という偉業を成し遂げた名優です。
「紳士の品格」から5年ぶりのドラマ出演ですが、このドラマはガブリエル・マクトのイメージが強すぎてチャン・ドンゴンの魅力が出し切れていません。
ガブリエル・マクトと言えばロバート・デ・ニーロの映画「グッド・シェパード」や「ザ・スピリット」など多くの作品に出演し幅広い役柄をこなしてきましたが、ハーヴィー役はどんぴしゃの”はまり役”となりました。
ドラマでハーヴィーの父親役で登場するステファン・マクトは「刑事コロンボ」や「キャッスル」などに出演してきた名優ですが、ガブリエルの実の父親です。
実の親子がドラマの親子役で共演するサプライズ。
そして何よりイギリス王室ハリー王子と婚約中だったレイチェル役のメーガン妃の最後の出演には、世界中から熱い視線が送られました。

その他のキャストも大物揃いで、さすがアメリカのドラマは役者が違います。

韓国版の女性のファッションは華やかさに欠ける

タイトルの「SUITS/スーツ」には「訴訟」という意味があり、ハーヴィーの高級スーツをまっとた姿はこのドラマの象徴です。
マイクのスーツの着こなしも素敵ですが、韓国版のガンソクの三つ揃えも文句無しです。特にヨヌのスーツにスニーカーはかわいいですね。
問題は女性陣。
所長のジェシカの妖艶なドレス姿や、レイチェルの抜群のプロポーション。
ドナの毎回目を見張る華やかなファッションは、超一流のキャリアウーマンの証です。
それに比べて韓国版の女性のファッションは普通過ぎます。
リーガルドラマなのに法廷のシーンがほとんど無く、一流弁護士事務所で働く人々の日常にスポットを当てたドラマですので、見るものを圧倒するスタイリッシュな衣装と着こなしが必要です。
日本版との比較は?

さて、このドラマを日本でもリメイクし、主演は織田裕二でフジテレビの月9。
楽しみですが韓国版の二の舞いになりそうで怖いですね。。。
具体的には
・原作に忠実では、ただのミニチュアになってしまう。
・日本人らしいエピソードに脚色できるのか。
の2点が不安です。

原作に忠実では、ただのミニチュアになってしまう
高層ビルのセットよりも歴史を感じる重厚な建物を
財閥系の銀行の頭取室なんていかがでしょうか?
マンハッタンの高層ビルにはスケールでは勝てません。
ならば、アメリカにはない歴史で勝負して欲しいですね!
原作、韓国版を観た上で日本版を観る人が多いので、韓国版よりもハードルは高くなりますが、真似るのではなく本当のリメイクにして欲しいです。

日本人らしいエピソードに脚色できるのか
日本人がみて納得できるエピソードをふんだんに
文化の違いによる感覚のずれが違和感になります。
原作でハーヴィーが自分の車のドライバー(レイ)が事故にあったとき親身になり、何故そこまで気にかけるのかと問われたとき、
「初めて運転してもらった時に財布を落としたがレイが必死に駆けずり回ってくれたおかげで戻ってきた。こんなドライバーはニューヨークにはいない。レイを守るのは当たり前のことだ」
と答えるシーンがあります。
確かに良いシーンではありますが、日本では落とし物が戻ってくることは別に珍しいことではありませんし、親切なドライバーは沢山います。
こういう感覚のずれが違和感になるので、日本人がみて納得できるエピソードをふんだんに入れてもらえれば嬉しいです。

日本版の月9ドラマが楽しみですね!
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