ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」のシーズン3が2019年9月13日にHuluで配信開始されます。
シーズン1、2共にアメリカテレビ界最高の名誉といわれるエミー賞を受賞しているため、続くシーズン3も見逃せません。
そんな9月13日の配信開始に先立って今回は、ドラマの主演女優兼ディレクターであるエリザベス・モスがインタビューで語った、ハンドメイズ・テイルの魅力とシーズン3の展開を見ていきます。
この記事で伝えたいこと
ハンドメイズ・テイルシーズン3動画配信の無料視聴方法は?
ハンドメイズ・テイル/侍女の物語は全シーズンHuluにて配信されています。
シーズン3は9月13日より順次UPされていく予定です!
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ハンドメイズ・テイルってどんな物語?
インタビューの内容に入っていく前に、ハンドメイズ・テイルの内容をザックリ解説していきます。
もう知ってるよー、という方は読み飛ばしていただいて構いません。
ハンドメイズ・テイル/侍女の物語・あらすじ

https://natatnik.by/the-handmaids-tale/5-00/
舞台は近未来の世界。
環境汚染と性感染症のために、世界中で女性の不妊率が上昇していきます。
出生率の低さは人類存続の危機を感じさせるほどでした。
そんな中アメリカでは、キリスト教原理主義に基づく勢力がアメリカ政府に取って代わり、ギレアド共和国を成立させます。

https://www.sbs.com.au/guide/article/2018/07/30/go-deep-and-explore-handmaids-tale-season-2-sbs-demand-and-through-companion
ギレアド共和国の権力者達は身分制度を徹底し、完全な男尊女卑の社会を作り上げました。
女性は財産や職業を持つことを禁止され、子供を産む道具侍女として権力者達に所有されます。
女性というだけで名前を奪われ、財産を奪われ、家族を奪われ、しかし文句を言おうものならその場で殺される。
そんな絶望的な世界で生きていく女性達の物語が「ハンドメイズ・テイル」です。
蛇足ですが…
作中に出てくるキリスト教原理主義はキリスト教とイコールではありません。
キリスト教原理主義はいうなれば聖書の理解の仕方の1つで、キリスト教信者とは別物です。
安易に扱う問題ではないので深くは触れませんが、少なくともハンドメイズ・テイルの中では「自分の意見を正当化するために聖書を利用する人達」という半ば侮辱的な意味合いでキリスト教原理主義という言葉が使われています。
そもそも、自分の妻もしくは夫以外の人間と性交をすることはモーセの十戒で禁じられている特大タブーですので、ギレアド共和国が行っている侍女の制度は聖書の教えに反しています。
エリザベス・モスが語るハンドメイズ・テイルの魅力
では、主演女優とディレクターを務めるエリザベス・モスが語ったドラマの面白さを見ていきましょう。

https://www.nydailynews.com/entertainment/tv/handmaid-tale-star-elisabeth-moss-defends-scientology-article-1.3423546
決しておとぎ話ではない
「ギレアドとそんなに変わらない国はいくつもあるわ。アメリカはまだその域に達していないだけ。『ゲーム・オブ・スローンズ』のようにドラゴンでも出てきたら、こんなに深刻にならずに済んだんだけど。」
エリザベスが語ったのは、ハンドメイズ・テイルの世界がいかに現実的か、ということです。
女性が子供を産む道具のように使われるなんてことが現実にあるのか、と一瞬思ってしまいますが、日本でも一昔前までそのような認識は一般的でした。
今でも全くないとは言い切れません。
そして世界を見てみると、ギレアドのように男性が女性を所有物のように支配する国は多く存在します。

https://www.bustle.com/p/where-is-the-handmaids-tale-season-3-filmed-the-show-uses-real-life-places-18006224
事実、原作者のマーガレット・アトウッドも「ハンドメイズ・テイルは私の想像によるものではありません。実際に世界で起こっている出来事を題材にしています。」とはっきり述べています。
常軌を逸した残酷な世界。
それがいつ自分の身に起きてもおかしくないという緊張感が、多くの人がハンドメイズ・テイルから目が離せない理由の1つと言えるでしょう。
選択肢を持つということの重要さ
「自分が信じたいものを信じるべきだし、自分が愛したいと思う人を愛するべきだわ」
「それぞれが違った選択をする。でも選ぶことが出来るということが重要なの」
自由な選択肢を持つことの重要さを、エリザベスは「ドラマを通して一番伝えたいこと」と述べています。
自由を奪われるということは選択肢を奪われるということです。
ドラマの中で女性達は、住む場所、着るもの、食べるもの、全てにおいて選択肢を奪われています。
その結果彼女たちから笑顔は消え、幸せを失っていきました。

https://www.comingsoon.net/tv/features/1082105-handmaids-tale-season-3-episode-8-recap
そうすると、「選択肢の多さ=幸福度」とも捉えることができます。
自分は自分の人生において、自由な選択が出来ているのか。
無意識に自分の選択肢を減らしてしまってはいないか。
人生についても深く考えさせられるところもハンドメイズ・テイルに根強いファンが多い理由なのでしょう。
シーズン3はどんな感じ?エリザベス・モスが語る
ここからはエリザベスが語った、気になるシーズン3の展開を見ていきます。

https://www.cbsnews.com/news/elisabeth-moss-handmaids-tale-star-im-not-a-dark-person/
反撃開始!ではなく…?
「仲間を集めて、一気にギレアドを攻め落とすっていう考えをドラマを見ている人も持っただろうし、主人公のジューン自身もそうしたいとも思ったはず。でもジューンはもっと長くて苦しい道を選んだわ。」
シーズン2の終わりでは、ジューンが仲間を集めて大規模な反乱を起こす様な雰囲気が出ていました。
しかしそうではないようです。
作品を見ていくと分かりますが、ジューンはとても頭の良い女性です。
実力行使による革命がほとんどの場合失敗に終わるということは知っていたのでしょう。

https://www.thestar.com/entertainment/television/2019/06/09/elisabeth-moss-wanted-season-2-ending-of-handmaids-tale-to-be-as-painful-as-possible.html
代わりにジューンは、ギレアドを内部から崩壊させていくという、より成功率は高いが、長く、苦しい方法を選んだのです。
いずれにしろ、今まで生き残ることで精一杯だったジューンが、ギレアド共和国に対して反撃に出ることは確かなようです。
まとめ
逃げるチャンスがあったにもかかわらず戦うことを選んだジューン。
シーズン3では彼女の勇姿を見ることが出来るのでしょうか?
ハンドメイズ・テイル/侍女の物語:シーズン3、2019年9月13日よりHuluにて配信されています!
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https://stylecaster.com/handmaids-tale-season-3-deaths-spoilers/#slide-3