こんにちは。もうじき平成の世も終わり、あと数日で日本では令和の時代を迎えようとしています。
ところでサッカー、特に欧州サッカー界はシーズン閉幕を迎え、現在佳境を迎えています。特にUEFAチャンピオンズリーグは欧州サッカー界でもビッグイベントで注目度も抜群です。
それでは今回はUEFAチャンピオンズリーグについて紹介しましょう。
この記事で伝えたいこと
UEFAチャンピオンズリーグとは?
UEFAチャンピオンズリーグとはUEFA(欧州サッカー連盟)主催で、毎年9月から5月までの間に行われるクラブチームによるサッカーの大陸選手権です。
サッカー先進国が集まる欧州内での大会ですので、そのレベルは高く、実質世界一強いクラブチームを決める大会といっていでしょう。
サッカー世界一を決める大会といえばワールドカップがありますが、ワールドカップは4年に一度の大会なのに対し、UEFAチャンピオンズリーグは毎年行われます。
クラブチームによる大会ですので、チームの成熟度においてはナショナルチームを上回るだけにレベルの高いゲームを楽しめるのがサッカーファンの高い支持を得ているのです。
そしてこれまでクラブチームの世界一を決める大会として、各大陸のチャンピオンチームが集まるクラブワールドカップがありました。
しかし欧州代表のクラブチームの前に他大陸のチームでは歯が立たず、勝敗としての興味が薄れだしたことから、昨年をもって廃止になってしまいました。
おそらくこれからもUEFAチャンピオンズリーグの優勝チームが実質世界一強いクラブとして、今後も変わることはないでしょう。
UEFAチャンピオンズリーグの視聴方法は?
昨シーズンまでUEFAチャンピオンズリーグを視聴するにはスカパーに入る必要がありました。
スカパーは2003年シーズンから15年間にわたってUEFAチャンピオンズリーグの放映権を獲得して、サッカーファンの底辺拡大に貢献していきました。
しかしここで強烈なライバルが現れます。そう、DAZNです。
2019シーズンから3年間、UEFA主催の大会を独占生中継することになりました。
DAZNの魅力はネット配信のため、いつでもどこでも好きな時に視聴できる自由度の高さと月額利用料金の安さです。
スカパーだと月額2500円以上はかかるのですが、DAZNでは月額税抜1750円、ドコモユーザーなら税抜980円と料金面ではスカパーを圧倒しています。
そしてDAZNは新規加入後1ヶ月間は無料です。
5月は欧州サッカーも終盤を迎え、見所も満載ですし、Jリーグも中継していますのでサッカーファンにとって5月は楽しみな1ヶ月となるでしょう。
ちなみにUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦のみなら地上波でも視聴できます。そう、フジテレビですね。
今シーズンのチャンピオンズリーグは?
現在ベスト4まで出揃いましたが、2019年シーズンは波乱の大会といっていいでしょう。
2016年から3年連続優勝を果たしてきたスペインのレアル・マドリードがベスト16でオランダのアヤックスによもやの完敗を喫して早々に敗退。
そしてベスト8の常連であったドイツ王者のバイエルン・ミュンヘン、スター軍団でフランス王者のパリ・サンジェルマン、そして満を持して決勝開催地に名乗りを上げたスペインのアトレティコ・マドリードもベスト16であっけなく敗退。
ベスト8でもイタリアチャンピオンのユベントスやマンチェスターの両チーム、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティも敗退と、今シーズンは予想屋泣かせの結果となることが多かったです。
それではベスト4にどんなチームが残ったのか、サッカーファンならとても気がかりではないでしょうか?
それではベスト4の4チームを紹介していきましょう。
ベスト4チームの紹介
FCバルセロナ
もはやUEFAチャンピオンズリーグの常連といってもいいでしょう。
優勝回数こそライバルのレアル・マドリードより劣りますが、その攻撃的なプレイスタイルは世界中を魅了してやまず、日本にもファンが多いことで知られています。
今シーズンはライバルチームが軒並み敗退していく中、FCバルセロナはほぼ無風の状態で勝ち進み、順調にベスト4まで辿り着きました。
国内リーグでも独走で優勝もほぼ確実。万全の状態で臨めるのも強みです。
注目選手はやはりネオメル・メッシでしょう。
ロシアワールドカップでは不甲斐ない出来で『メッシの時代は終わった』等々辛らつな批判も浴びましたが、バルセロナでは未だ輝きを放っています。
国内リーグで33ゴール、チャンピオンズリーグでも10ゴールと両方とも得点王は確実で、まさに衰え知らずといったところ。
他にもウルグアイ代表ストライカーのスアレスやドイツ代表GKのテアシュテーゲンといった世界のトップクラスがズラリと揃っており、まさに優勝に向けて視界良好といったところでしょう。
リバプールFC
世界中で多くのファンをもつイングランドの名門チームで愛称は『レッズ』。
特にリバプール・サポーターのチームに対する忠誠心は圧巻で、試合前に熱唱する『You’ll never walk alone』は世界的にも有名です。
2004シーズンの優勝から、久しく低迷していましたが、現監督のユルゲン・クロップ氏を招聘してから、成績が上向き、昨シーズンは惜しくもチャンピオンズリーグ準優勝に終わりましたが名門復活を全世界にアピールしたといっていいでしょう。
激しいプレスからのショートカウンターはまさにリバプールの十八番。準決勝のバルセロナ戦に勝てば15年ぶりの優勝はもう目の前か?
注目選手はエジプト代表のモハメド・サラー。クロップ・リバプールの看板ともいえるエース・ストライカーで決して大柄ではないが、裏への飛び出しとスピードは抜群で、相手にとってはこのうえなく厄介な存在。
昨シーズンのプレミアリーグ最優秀選手で今シーズンも得点王争いを演じているから実力は本物であるのは間違いないでしょう。
他にも世界一のGKの呼び声が高いブラジル代表のアリソンやプレミアリーグNo1のセンターバックといわれるフィルジル・ファンダイクといった多士済々のメンバーがおり、バルセロナを打ち負かす可能性は十分ありえるとみていいでしょう。
トッテナム・ホッツスパーFC
愛称スパーズ。長い間、北ロンドンのライバル、アーセナルFCの後塵を拝していましたが現監督のマウリシオ・ポゼッティーノ氏が就任してから若手が成長し、それに比例するかのように成績も安定し、クラブ史上初のチャンピオンズリーグベスト4まで進出しました。
そして今年4月からようやく待望の新スタジアムがオープン。ロンドンでは最大の約6万人を収容し、これからもアーセナルと共にロンドンのサッカーシーンを盛り上げていく存在になっていくでしょう。
注目選手は韓国代表のソン・フンミン。チャンピオンズリーグでも4ゴールをあげ、おそらくアジアのサッカー選手で歴史的にみても最も成功を収めた選手といっていいでしょう。
しかもロシア・ワールドカップ得点王でチームのエースストライカーであるハリー・ケインを怪我で欠く中、十分に穴を埋めているのは立派の一言。
しかし累積警告で準決勝第一戦に出場できないのはクラブにとって大きな痛手。彼の不在がどう影響するのでしょうか?
他にはデンマーク代表のエースのクリスチャン・エリクセン、フランス代表でロシア・ワールドカップ優勝ゴールキーパーのウーゴ・ロリスとこちらも多士済々。クラブ史上初のチャンピオンズリーグのファイナリストとなれるか注目ですね。
アヤックス・アムステルダムFC
通称アヤックス。オランダの強豪チームで前身のチャンピオンズカップを含めれば過去4度の優勝歴がある欧州内では名門チームとして知られています。
しかしオランダのクラブは、イングランド、スペインといった強豪チームと比べれば、どうしてもクラブの財政力においては分が悪く、有望な選手はすぐに買い取られるという宿命にあります。
そんな中、オランダのクラブがチャンピオンズリーグで好成績をあげるということはそれだけスーパーな選手が出現したということ。
今年も例外なく2人の選手が欧州の桧舞台で躍動し、欧州のビッグクラブから熱い注目を浴びています。
注目選手はセンターバックのマタイス・デ・リフト。
今季市場価値が急上昇しているまだ19歳のセンターバックで、守備力もさることながら、左右両足でのビルドアップに長けるという現代サッカーに必要な要素を兼ね備えた理想のセンターバックといわれる逸材です。
今シーズンは代表チームでもオランダが躍進したのですが、彼とリバプールに所属しているファン・ダイク選手がいれば、やはり代表チームに好影響を及ぼすのは当然でしょう。
そしてもう一人は中盤のキーマン、フレンキー・デ・ヨング。ミッドフィルダーとして全てのプレイのレベルが高く、中盤ならどこでのプレイできる汎用性も魅力。
来季はFCバルセロナでプレイすることが決まっていますが、あのバルセロナが惚れ込むだけに今後の成長が期待できる選手といっていいでしょう。
準決勝と決勝の日程は?
準決勝・第1戦
トッテナム vs アヤックス 4月30日(火)28:00【5月1日(水)午前4時】
バルセロナ vs リヴァプール 5月1日(水)28:00【5月2日(木)午前4時】
準決勝・第2戦
リバプールvsバルセロナ 5月7日(火)28:00【5月8日(水)午前4時】
アヤックスvs トッテナム 5月8日(水)28:00【5月9日(木)午前4時】
決勝
トッテナムorアヤックス vs バルセロナorリヴァプール
6月1日(土)28:00【6月2日(日)午前4時】
準決勝の勝敗予想!
まずは準決勝のカードを占ってみましょう。
FCバルセロナ vs リバプールFC
おそらくこの試合の勝者が今シーズンのチャンピオンズリーグの優勝を手にする可能性が高いと思われます。
チームスタイルは対照的でポゼッションサッカーのバルセロナとプレッシングからのショートカウンターのリバプール。
しかしホームでは圧倒的に強いバルセロナがやや有利か?リバプールとしては引き分けが御の字でアウェーゴールを取れれば第2戦のホームに希望が持てるといったところでしょう。
トッテナム・スパーズ vs アヤックス
下馬評なら第1戦をホームで戦うトッテナムが有利といきたいところですが、チーム紹介にもあったとおり、エースストライカーのハリー・ケインとソン・フンミンが揃って欠場なのがどう響くか?
もし第1戦がドローに終われば、俄然アヤックスが有利になるでしょう。レアル・マドリード、ユベントスを破った実力は本物でアウェーのトッテナムはかなり厳しい戦いが予想されます。
決勝カードと優勝予想は?
準決勝の行方を予想しましたが、決勝はバルセロナ vs アヤックスになると予想します。
リバプールもそうですが、イングランド勢はやはりバルセロナに対しては技術面で分が悪く、相性もよくありません。
そしてアヤックス。実力だけからみればトッテナムになるのですが、過去優勝4回という伝統はベスト4初進出のトッテナムにはないもので、伝統という重みが最後にモノをいうのではないかと予想します。
そうなると決勝はバルセロナ vs アヤックス。奇しくもオランダの伝説のスター選手、ヨハン・クライフ氏が手塩にかけて育てたクラブチーム同士のカードになりますね。
決勝の予想は・・ うーん。やはりバルセロナが固いかな? でもあれこれ予想するのもサッカーファンからすればたまらないものなのです。
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