2019年10月11日、ビートルズが存在しない世界を描いた映画「Yesterday」が公開されました。
主人公のジャック以外、誰もビートルズを知らないというユニークな設定は展開が予想できませんね。
今回は映画「Yesterday」の見所とアメリカでの評価を見ていきます。
この記事で伝えたいこと
ビートルズが存在しない世界…「Yesterday」のあらすじ

https://www.theverge.com/2019/5/7/18531069/yesterday-film-review-beatles-danny-boyle-lily-james-kate-mckinnon-ed-sheeran-tribeca-2019
ジャックはイギリスの海辺にある小さな町に住む売れないシンガーソングライターでした。
幼なじみのエリーの応援を支えに、音楽で成功するという夢を追いかけていますが、このまま音楽を続けることに不安を感じています。
そんなある日、世界規模の停電が起こりました。
ジャックは停電のさなかバスと衝突事故を起こしてしまい、昏睡状態に陥ってしまいます。
しかし大きなケガは無く、すぐに退院することが出来ました。
しかし友人にビートルズの名曲「Yesterday」を披露しているときに異常に気がつきます。
その場にいる誰もが口を揃えてビートルズなんていうバンドは知らないというのです。
何かがおかしいと思ったジャックはすぐにパソコンを起動し、インターネットでビートルズを検索しました。
しかしジャックが知っているロックバンドのビートルズの情報は一切出てきません。
そしてジャックは、あの日の停電を境に自分以外ビートルズのことを知らない世界になってしまったことを知ります。
その後ジャックはビートルズの数々の名曲をあたかも自分が作った曲であるかのように披露し、富と名声を手に入れるのです。
誰もが知るあの人も出演!「Yesterday」の見所
話題性が重要視される時代、「Yesterday」でもハッと目を引く注目ポイントが満載です。
「Yesterday」の見所を見ていきましょう。
エド・シーランとジェーム・スコーデンが本人役で出演

見所1つ目は世界的歌手エド・シーランの本人役での出演です。
意外にも今作「Yesterday」で映画出演は4回目なんですね。
監督のダニー・ボイル氏が、エドの生き様が主人公のジャックにそっくりだということでエドに声をかけたそうです。
そしてさらに注目すべきポイントが、エドが「Yesterday」のために楽曲を提供しているいうことです。
「One Life」と「Penguin」の2曲で、「Penguin」は書き下ろし楽曲です。
過去のポップスターと現代のポップスターを比較してみるのも面白いですね。

https://www.thewrap.com/yesterday-surprising-spoiler/
もう1人本人役で出演するのがコメディアンで俳優のジェームス・コーデン。
日本では芸人の渡辺直美さんとCMで共演したことで話題になりましたね。
「Yesterday」では本人役でトーク番組の司会者として出演しています。
ビートルズの名曲と共に

https://www.bbc.com/news/uk-wales-49856320
もう1つの見所はビートルズの数々の名曲が映画内で歌われるということです。
「ボヘミアン・ラプソディ」の様に映画館で合唱が出来るというわけではありませんが、映画の至る所にビートルズの楽曲がちりばめられています。
ビートルズファンにはたまりませんね。
人気はイマイチ?アメリカでの評価
「Yesterday」は安定した人気を獲得しましたが、大ヒットとはいかなかったようです。
6月にすでに映画が公開されているアメリカでの評価を見てみましょう。
良い評価

https://www.stylist.co.uk/life/yesterday-film-richard-curtis-danny-boyle-lily-james-ed-sheeran-beatles-trailer-cast-release-date/251367
アイデアが凄い
「誰もビートルズを知らない」という設定の斬新さを気に入った人が多くいました。
「もしも○○だったら」という半ば妄想的なストーリーが支持をえました。
笑える!
「思っていたよりコメディーで面白かった」という意見も多く見られました。
意外と肩の力を抜いて見ることができる映画みたいですね。
ロマンチック
映画では主人公ジャックの恋愛模様も描かれます。
田舎町の売れない歌手から世界的シンガーソングライターに成り上がっていく中での、ジャックの恋愛の変化に心を打たれた人が多くいたようです。
悪い評価

https://www.cinemablend.com/news/2475474/danny-boyle-says-he-has-concerns-about-making-a-movie-with-a-female-lead
ストーリーがイマイチ
「もっと面白く出来たんじゃないの?」という評価が一定数見られました。
アイデアは申し分なかったけど、映画好きから見たらもっと作り込める箇所が目に付いたようですね。
ビートルズに失礼
「ビートルズを誰も知らない」
「ビートルズの楽曲を盗む」
これらが映画の基本コンセプトなのですが、一部のビートルズファンはやはり受け入れることが出来なかったようです。
ビートルズの曲がもっと聴きたかった
映画を観た人の中には「ボヘミアン・ラプソディ」のようにアーティストの楽曲をがっつり聴くことが出来ることを期待した人が多かったようです。
「Yesterday」はビートルズのキャリアを描いた映画ではなく、田舎町の歌手ジャックの人生を描いた映画なので、映画館での合唱は期待しない方が良さそうですね。
他にビートルズを題材にした映画は?
「Yesterday」ではビートルズが題材となっていますが、ビートルズを取り扱った映画はこれが初めてではありません。
他にビートルズを題材にした映画を見てみましょう。
イエスタデイ

https://iotmafia.com/yesterday-beatles/
舞台は60年代のノルウェー。
ビートルズに衝撃を受けバンドを始めた、4人の高校生の物語です。
音楽、夢、恋、友情、葛藤。
甘くほろ苦い青春の1ページを描いたストーリーには誰もが共感してしまうのではないでしょうか。
ちなみにイエスタデイを視聴するにはU-NEXTがおすすめです!
今なら31日間無料体験実施中に加え、新規加入で600円分のポイントをゲットできますので、イエスタデイの他の作品もお得に視聴することができます!
ぜひこの機会にこちらから↓
ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK

https://www.justwatch.com/jp/%E6%98%A0%E7%94%BB/the-beatles-eight-days-a-week-the-touring-years
ビートルズ本人が登場するドキュメンタリー映画です。
誰もが知るビートルズの輝かしいキャリアと、彼らが1部の人間にしか見せることのなかった苦悩や葛藤が語られます。
ちなみにザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEKを視聴するにはU-NEXTがおすすめです!
今なら31日間無料体験実施中に加え、新規加入で600円分のポイントをゲットできますので、ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEKの他の作品もお得に視聴することができます!
ぜひこの機会にこちらから↓
最後に!
「もしもビートルズの名曲が自分のものだったら…」という妄想を映像化した作品「Yesterday」。
あなたがジャックだったらどうしますか?
映画「Yesterday」、2019年10月11日より公開中です!

https://www.cinemablend.com/news/2475654/yesterday-cut-an-entire-character-from-the-film-that-would-have-changed-the-plot